ディベート甲子園OBOG会とは

ディベーターの親睦を深め、ディベート活動を支援します。

 私たちは、ディベート甲子園出場校のOBOGを中心に、連絡交流、懇親会の開催などによってお互いの親睦を深めることを目的としています。

また、さまざまなディベート活動への後援、関係者・団体への支援を通じてコミュニティの維持とディベートのさらなる発展を見守っていきます。


「ディベート教育功労賞」受賞しました!

2015年8月8日から3日間に渡り開催された「第20回ディベート甲子園全国大会」の閉会式において私たちディベート甲子園OBOG会が「ディベート教育功労賞」を受賞いたしました!

 

OBOGを中心としたディベーター同士の交流を促進し、大会や連盟の諸活動を含むコミュニティの醸成に貢献してきたことが評価されました。


ディベート甲子園OBOG会 概要

<発足>

2004年8月

<役員>

代表:馬岡 史

副代表:田村 晃

<主な活動内容>

代表あいさつ

 馬岡 史(第1回ディベート甲子園出場)

  ディベート甲子園も2005年に,めでたく10周年を迎えます。これを期にNADEの卒業生を対象としたOBOG会を発足することとなりました。第一期生である私達も社会に羽ばたいて数年,卒業生の安定した基盤を築くゆとりが少しずつできてまいりました。

 このOBOG会の趣旨は,教室ディベート卒業生として現役ディベーターへ,私達の進路と社会での活躍状況を伝えるとともに,これまで培ってきた経験をいかし,生徒達が愉しめるNADEの企画を盛り上げサポートしてゆくことです。

 もちろん若手スタッフ・ジャッジとしてスタートをきる元ディベーター達の,様々な悩みの相談役でありたいとも考えています。

 さらに教室ディベートのネットワークを通じて,現役生,卒業生若手スタッフ,社会人が気軽に交流し外へと広がりを持ち,ディベートが社会により一層促進することを願っております。

 まだまだ漠然とした状況の中でのOBOG会発足にあたり,恩師の先生方にはご迷惑をおかけすることも多々あろうかと存じますが今後とも宜しくお願い致します。


OBOG会発足に寄せて

 二杉 孝司(全国教室ディベート連盟・前理事長)

 この度,馬岡史さんと野寺正秀さんを中心に,ディベート甲子園のOBOG会が発足する運びとなりました。全国教室ディベート連盟理事会を代表して,心よりお祝い申し上げます。

 これまでも,選手に対する指導や地区大会・全国大会の運営に,OBOGの皆さんには多大なご協力をいただいております。今後もこの面でのご協力はお願いしたいと思っておりますが,そういうこととは違った意味で,私はOBOG会の発足に大きな期待を持っています。

 ディベート甲子園は,2004年で9回を数えました。数千人の選手たちが,ディベート甲子園に出場したことになります(少なく見ても5000人は越えているでしょう)。まことに心強いことです。OBOGの皆さんは,いま学生として,あるいは社会人としてどんな活躍をされているのでしょうか。振り返ってみたとき,ディベート甲子園は皆さんにどんな意味をもっていたのでしょうか。

 本会の活動を通して,OBOGの皆さんの活躍する姿が目に見えるようになることは中学生・高校生の大きな励みにもなるだろうと思います。馬岡さん野寺さんはじめ関係各位のお骨折りに心より感謝しています。くれぐれもよろしくおねがいいたします。

 名越 幸生(OBOG会代表世話人)

 『銀河鉄道999』というアニメの中では,メーテルという女性が星野鉄郎という少年を連れて旅をします。しかし,別な時間(時空)ではメーテルは,別な少年を連れて旅をしています。私が子どもの頃には「旅は終わって別れがあるのか…」と,メーテルに対して無情さを感じていました。

 ところが,神田外語大学の手前の歩道橋でふと「8年前は○○と歩いていたなあ。3年前は△△,2年前は**,そして~~と歩くのも今年限りか」と,無情さを感じたメーテルと同じように,毎年8月第一日曜日には別な生徒を引率している自分がいます(毎年2日目で負けるので,無情さも増大!?)。

 さて来年のディベート甲子園が第10回の節目を迎えるのを機に,ディベートに関わった皆さんが集う場としてのOBOG会が設立されます。私が代表世話人を務めることになりました。代表といっても,皆さんが集まりやすいようにちょっと目立って立っている灯台のような役割だと思っています。

 時が過ぎ,少年が大人になるのは必然です。皆さんが真摯に取り組んだディベートに,今現役で取り組んでいる中高生達を,大人の立場として見守り,サポートするべく,OBOG会の輪に是非加わって下さい。